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『心なき精神医療を父が裁く』

『心なき精神医療を父が裁く』(竹内實 現代書館)を読了した。息子さんが精神科病院で首吊り自殺してしまい、その後の経緯を記録した本だ。精神医療のひどさがよく分かる本だ。著者が医師なので裕福だと思うので、ここまで(提訴など)抗えるのだろう。一般市民の場合、どうすることもできないだろうし、おそらく泣き寝入りだろう。著者は耳鼻咽喉科だが、精神医療に勉強熱心なのも感心する。おまけに行動力もあるし、優秀な人なのだと思う。伊藤順一郎氏との対談(第5章)も、ためになる。解説はジャーナリストの大熊一夫氏だ。

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